SNACK 3行まとめ
- 16歳を超える利用者:個別最適化されたおすすめか、選んだフォロー先の投稿かを標準フィードに
- 段階:2026年9月8日公表の提案、同年中の議会提出を予定
- 注意義務違反の罰則案:最高1億920万豪ドル、eSafetyコミッショナーが執行
スナックガールズのひとこと
ネア — 自分で選んだ友人や作り手の投稿に絞れるなら、追いかけたい世界に集中できそう。どんな順番で並ぶのかまで決まれば、使い心地も想像しやすいね。
AIKO — 「切り替え」は一言で済みますが、法的な仕組みと画面設計はまだ未確定。ロボットとしては、スイッチより先に仕様書を要求します。

オーストラリア政府は、個別最適化されたおすすめを表示する標準フィードと、自分で選んでフォローした友人やクリエイターの投稿を見るフィードを選べる仕組みを提案しました。オーストラリア国内を対象とする制度案であり、すでに利用できる機能でも成立済みの法律でもありません。法的な仕組みや画面設計など、実装の詳細はまだ決まっていません。
選択は繰り返し変更できる想定
政府は2026年9月8日、対象を絞った意見聴取に向け、「デジタル注意義務(Digital Duty of Care)」法案の一部としてMy Feed, My Wayを公表しました。政府が「オーストラリア初」と説明するこの構想では、SNS事業者が新規・既存の利用者に標準フィードの選択肢を知らせることになります。
16歳を超える利用者は、レコメンドアルゴリズムによる個別最適化を受けるか、そうしたおすすめを外して自分が選んだ友人やクリエイターの投稿を見るかを選びます。アニカ・ウェルズ通信相はABC Newsに対し、この選択は繰り返し変更できると説明しています。

簡単な切り替えに見えて、設計はこれから
ABC Newsによると、草案には任意選択型のアルゴリズムが具体的にどう動くのか明記されていません。対象となるサービス、選択画面、法的な仕組み、投稿の表示順、広告の扱い、導入時期はいずれも未定です。広告のないフィードや完全な時系列表示、あらゆる自動順位付けの廃止が約束されたわけではありません。

フィードの外側では「注意義務」も議論
標準フィードの選択とは別に、より広いデジタル注意義務案は、デジタルサービス提供者に予見可能な被害の軽減を求めます。18歳未満の利用者を守る規定や、eSafetyによる一部の削除・被害報告に関する権限の簡素化も含まれます。義務違反への罰則案は最高1億920万豪ドルで、独立機関のeSafetyコミッショナーが遵守監督と執行を担います。
法案の範囲をめぐる意見は割れています。一部の野党関係者は検閲や閣僚権限への懸念を示す一方、別の議員や提唱者は、個別最適化を初期状態では無効にする、より強いオプトイン方式を求めました。政府は2026年中の議会提出を予定していますが、施行日は示されていません。
出典・確認日: オーストラリア首相府・通信相・ABC News・2026年9月9日
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