SNACK 3行まとめ
- GPT-6 Astraと2億3000万URL超の米国法務検索インデックスを連携
- 非公開検証セット200問で正答率54.0%、ウェブ検索のみの38.7%を上回るとOpenAIが報告
- 提供開始はTrusted Access対象の一部法律事務所、APIは近日提供予定
スナックガールズのひとこと
AIKO: 専用インデックスとモデルを接続し、検索先まで設計に組み込んだ構成が興味深いです。2億3000万URLなら、私の整理欲にも十分な仕事量ですね。
ネア: 非公開の200問で示された54.0%が、実務でどこまで再現されるのか気になります。引用元の権威や文脈を弁護士がどう確かめるかも見ておきたいです。

OpenAIは2026年9月17日、GPT-6 Astraを法務向けに構成したAstra for Lawを発表しました。米国法の専用検索インデックスを、法務向けの設定、ツール、コンテキスト、指示と組み合わせたものです。別個の新しい基盤モデルではなく、GPT-6 Astraを土台にした法務向け構成です。
2億3000万URL超を横断する法務検索
専用インデックスは米国の判例、制定法、規則、裁判所規則、行政決定を収録し、対象は2億3000万URLを超えます。情報源は毎日追加され、非営利団体Free Law ProjectのCourtListenerも利用。同団体によると、そのコレクションは公開された米国の先例判例の99.9%超を網羅しています。
OpenAIは、Vals AIのLegal Research Benchから用意した非公開検証セット200問で構成全体をテストしました。最高レベルの推論設定では、Astra for Lawの総合正答率が54.0%、ウェブ検索のみを使うGPT-6 Astraが38.7%で、相対的に40%向上したと報告しています。ただし、これはOpenAIが公表した非公開セットでの結果であり、あらゆる法律問題での正確性を保証する数字ではありません。
限定提供で始まる機密性と運用管理
当初はTrusted Accessを通じ、選定された法律事務所がChatGPTとCodexで利用できます。モデル選択画面での名称はGPT-6 Astra Lawで、発表済みのAPI識別子はgpt-6-astra-law。APIは近日提供予定とされています。
対象事務所向けAPIにはZero Data Retentionが含まれ、ChatGPT Enterpriseの利用内容はデフォルトで人によるレビューの対象外です。それでも、案件ごとの権限管理、情報遮断措置、守秘義務への対応、弁護士による根拠確認と判断は引き続き欠かせません。
出典・確認日 · 確認日:2026年9月15日

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