スナック3行まとめ
- Google メッセージに、利用者が選んで有効にする「Enhanced protection」が今後数週間で加わります。
- AI機能の対応端末は機能ごとに異なり、チャット通知での詐欺警告は2026年内に対象を広げる予定です。
- 画面共有の追加保護は10月にAndroid 15以降へ順次提供され、着信転送の保護は12月上旬から一部端末で始まります。
Googleは2026年10月14日、Androidの詐欺対策を拡充すると発表しました。知らない相手との会話の分析や画面共有中の情報保護を強化しますが、提供は段階的で、すべてのAndroid端末で一斉に使えるわけではありません。

スナックガールズのひとこと
AIKO: クラウドと端末内、二つのAIの分担が気になります。同じ設定なのに対応機種が違う理由まで、仕組みを追ってみたいですね。
ネア: 家族に画面を見せている途中でログインが必要になったら、私は少し焦りそうです。入力欄を隠してくれるようになれば、落ち着いて操作できそうですね。
同じ追加設定でも、会話とリンクは別の仕組み
今後数週間で提供が始まる「Enhanced protection」は、Google メッセージで利用者が任意に有効にする設定です。知らない送信者との複雑なやり取りを、Private AI Compute上のクラウドGeminiモデルでも分析し、既存の端末内の詐欺検知を補います。この会話分析の対象は、Pixel 6以降、Galaxy S24シリーズ以降、Galaxy Z Flip6/Fold6以降、その他のAndroid AICore対応端末です。
Googleによると、このクラウド分析ではデータを暗号化された専用環境で処理し、Googleを含む利用者以外の者はアクセスできない設計です。ただし、利用者がメッセージをスパムとして任意に報告した場合は、その内容が分析のためGoogleに送られます。
同じ設定で有効になる未知のリンクの安全性評価には、端末内のGemini Nanoとリアルタイムのウェブ情報を使います。こちらの対象はPixel 10以降、Galaxy S26シリーズ、Galaxy Z Flip8/Fold8などの一部端末に限られます。一方、連絡先にない番号から届いたリンクを開く前に注意を促す警告は、Android 6以降が対象です。
チャットを開く前の警告、年内に対象拡大へ
Pixelで提供されてきたチャット通知の詐欺検知は、対応するチャットアプリを開く前に、通知欄で不審なメッセージを知らせます。Googleは2026年内に、この保護を新たに数億人の利用者へ広げる計画です。
拡大に向けてMotorola、OPPO、Xiaomiなどのメーカーと連携しますが、対応機種はメーカーによって異なります。今回発表された機能の日本での提供範囲や日本語対応については、明らかにされていません。

画面共有中の入力欄にも保護、着信転送は12月から
画面共有中の自動保護は、これまでのネイティブアプリに加え、ChromeとAndroid WebViewにも広がります。2026年10月中にAndroid 15以降の端末へ順次提供され、共有中はログイン入力欄や支払い画面を共有先に映さないようにします。
着信転送の保護は12月上旬から、Pixelとその他の一部端末で提供が始まる予定です。着信を別の番号へ転送させ、ワンタイムパスコードを盗んでアカウントを乗っ取る手口への対策です。
アプリがバックグラウンドでひそかに転送を有効にする動作を防ぐほか、ダイヤル画面に手入力した着信転送用のMMIコードが有効になる前にも警告を出します。電話の相手に操作を急かされたときは、警告が出るかどうかだけに頼らず、一度立ち止まりたいところです。

出典・確認日: 2026年10月15日

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