IK Multimedia ARC Studio+、音響測定もPCなしで完結

スナック3行まとめ

SNACK 3行まとめ

  • IK Multimediaが、PCなしで測定できるルーム補正プロセッサー「ARC Studio+」の出荷を開始しました。
  • 既存のモニタースピーカーを使いながら補正でき、サブウーファーの自動調整にも対応します。
  • 入出力が適合する機器向けで、パッシブスピーカーには別途アンプが必要です。

IK Multimediaの「ARC Studio+」は、付属の測定マイクを専用のARC MIC入力につなぎ、前面パネルから測定を始められる外付けルーム補正プロセッサーです。10月15日付のaudioXpressが出荷開始を報じた新モデルでは、PCや外部オーディオインターフェースを用意せず、測定から補正の適用まで進められます。

ARC Studio+の前面と測定用マイク
ARC Studio+の前面と測定用マイク · 写真:IK Multimedia / audioXpress

スナックガールズのひとこと

レッド 机とソファ、それぞれで測った設定を前面のSceneボタンで切り替えてみたい。同じ曲でも、席を移るとどう聴こえるんだろう。

ネア 手持ちのスピーカーで、好きなゲームのサントラを聴き直してみたいです。いつもの席を測ったら、街の曲を流してゆっくり過ごしたくなりそうですね。

本体で1点・3点、ARC Xなら詳しい測定も

初代ARC Studioも、測定後の補正はPCなしで続けられました。ただし測定時には、マイクをオーディオインターフェース経由でPCにつなぎ、ARC 4を使う必要がありました。ARC Studio+は、この測定も本体だけで行え、1点または3点での測定に対応します。

付属ソフトのARC XをPCで使えば、7点・21点の3D測定に加え、目標とする周波数特性を決めるターゲットカーブの編集や、プロファイル管理が可能です。補正プロファイルは本体に保存され、ソフトを閉じても補正は続きます。

ARC Studio+背面のアナログ・デジタル端子
ARC Studio+背面のアナログ・デジタル端子 · 写真:IK Multimedia / audioXpress

手持ちのスピーカーを使うには、端子の確認を

ステレオでも、サブウーファーを加えた2.1chでも使えます。IK Multimediaによると、専用出力に接続したサブウーファーを自動検出し、測定時にメインスピーカーとのゲイン、クロスオーバー、位相、遅延を調整します。

接続端子は、バランスXLR/TRSコンボ入力、バランスXLRモニター出力、専用サブウーファー出力、USB-Cデジタル音声入力、光S/PDIF入出力を装備。USB-Cは初代と異なり、PCからの音声再生にも対応します。

スピーカーやサブウーファーのメーカーは問いませんが、入出力が適合することが前提です。パッシブスピーカーには適切なアンプも必要になります。ルーム補正は測定結果に基づいて再生音を調整するもので、部屋の反射そのものをなくす吸音処理や、防音の代わりにはなりません。

ARC Studio+を接続したモニタリング構成
ARC Studio+を接続したモニタリング構成 · 写真:IK Multimedia / audioXpress

3つのSceneで、聴く位置や入力を切り替える

前面の3つのSceneボタンには、補正プロファイル、スピーカーのルーティング、サブウーファーのオン/オフ、入力をまとめて登録できます。聴く位置や使う入力に合わせて設定を保存し、本体から呼び出せます。

米国での発売時価格は399.99ドル、通常価格は449.99ドルで、いずれも税別です。本体、ARC Xソフトウェア、電源、測定マイクが含まれます。

導入を考えるなら、先に手持ちの機器の入出力と、スピーカーの設置位置を確かめておきましょう。

出典・確認日: 2026-10-18 (KST)

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#ARCStudioPlus#IKMultimedia#ルーム補正#モニタースピーカー#オーディオ入門

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