スナック3行まとめ
- ONLYOFFICE Docs 10.0が公開され、PDF・文書・表計算・プレゼンテーションの各エディターにAI支援が加わりました。
- PDFのメタデータ削除と表の自動認識に対応し、スライドはGIFや動画として書き出せます。
- クラウドのONLYOFFICE AIサービスにはWalletへの入金が必要です。サーバー版はローカルモデルも接続でき、オープンソース版のAIツールは別途インストールします。
ONLYOFFICEは2026年10月10日、Docs 10.0を公開しました。PDFのAI要約やスライドの動画書き出しが加わった更新で、公式デモでは新機能の操作を紹介しています。

スナックガールズのひとこと
AIKO: サーバー版でローカルモデルをつなぐ構成に興味があります。AIに要約を頼んでも、共有前のメタデータ削除はPDF機能に任せたいですね。
ネア: スライドを動画にして、あとから見返せる形で渡してみたいです。読む資料として残すか、動画で流れを見せるか、内容に合わせて選ぶのも楽しそうですね。
PDFへの質問から数式作りまで、AIが支援
専用の「AI Tools」タブからAIチャットを開けます。PDFでは内容への質問や要約、文書では書き直しや翻訳を支援。表計算では数式の生成・説明、プレゼンテーションでは構成案や発表者ノートの作成にも使えます。
文章のトーン変更などを行う「Quick AI actions」と、編集に応じて継続的に動くAIアシスタントは、現時点では文書エディターに限られます。すべてのエディターで同じ機能が使えるわけではありません。
クラウドでONLYOFFICEのAIサービスを使うには、Walletへの入金が必要です。サーバー版ではローカルモデルを含むAIモデルを接続でき、どちらの環境でも既定のモデルと作業別のモデルを設定できます。
ユーザーの意見を受けて、オープンソース版の内蔵AIは削除されました。AIツールは別途インストールする必要があります。
PDFの隠れた情報を削除、表は構造を自動認識
AIチャットとは別に、PDFエディターの「Redact」タブには「Remove hidden information」が用意されています。メタデータなどの隠れた情報を削除できますが、本文に見える機密情報も別に確認してください。

PDF内の表を編集するときは、「Edit Text」が表の構造を自動認識します。情報を削除する機能とは別に、表の行や列を手作業で組み直す手間を減らすための編集機能です。

スライドをGIFや動画で共有
プレゼンテーションは、「File」タブの「Download as」からGIFや動画として書き出せます。メールなどでスライドを共有する際の選択肢が増えました。

ONLYOFFICEによると、この版には約50の新機能、1,000件を超える不具合修正、約35件の脆弱性修正が含まれます。主なセキュリティ改善については、別のブログ記事で紹介する予定としています。
AIを使う前に、利用中の提供形態とツールの導入条件を確認しておきましょう。生成内容は見直し、機密文書を扱う際は接続先モデルとデータの取り扱いも確認してください。
出典・確認日: 2026年10月10日

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